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INTRODUCTION

ストーリー

 有名劇団の演目「るつぼ」のアビゲイル役を勝ち取った柚木ひかる(田中琴葉)は、厳しい稽古を耐え抜き、念願の本番当日を迎える。

 しかし、劇の最中に劇団員の一人が何者かの手により殺されてしまう。

 偶然にも観劇に訪れていた私立探偵の黒木紡(白石紬)と共に事件の真相を解き明かす事になったひかるは、劇団の抱える秘密や劇団員たちの抱える心の闇を垣間見てしまい――…。

アーサー・ミラーの傑作戯曲を現代風にアレンジ!
舞台の上で繰り広げられる愛と狂気の群像劇

 作品の下敷きとなっているのは17世紀アメリカのマサチューセッツ州・セイラムにて19名もの犠牲者を出した『セイラム魔女裁判事件』である。

 ある日、10人の少女たちは何かに取り憑かれたかのように次々と住民たちを《魔女》だと告発していく。

 なぜ少女たちは住民たちを告発したのか?その背景を、少女の歪んだ恋心と欲望を織り交ぜ、集団心理の恐ろしさを描いたのが、アーサー・ミラーの傑作戯曲『るつぼ』である

 ぜひ、田中琴葉、周防桃子、白石紬、真壁瑞希、徳川まつり、馬場このみたちがこの狂気の渦中における人物をどう体現していくのかを見届けてほしい。

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